四季報が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月26日発表)

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イード <6038>
設立25周年記念株主優待を実施。25年6月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、1万円分のQUOカードを贈呈する。今期配当を6円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.01%にあたる10万株(金額で1億円)を上限に、2月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン <6085>
主要株主のApaman NetworkとケイアイホールディングスがDimitri Philip Behrとアーキテクツ株式の譲渡契約を締結。売出価格は1株950円。Dimitri Philip Behrは議決権ベースで26.62%を保有する筆頭株主となる。

トナミホールディングス <9070>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。日本郵便傘下のJWTがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1万0200円で26日終値を73.8%上回る水準。買い付け期間は2月27日から4月10日まで。

ヨンキュウ <9955>
株主優待制度を変更。新制度では3月末と9月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、「薩摩の若うなぎ」の蒲焼(保有株数500株未満で1尾、500株以上で2尾)を年2回贈呈する。未定だった今期配当は20円実施。

群馬銀 <8334>
25年3月期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は22円)に増額修正した。累進配当を基本とし、配当性向40%を目安とする株主還元方針に変更。これに沿い、株主への利益配分を増やす。年間配当利回りは4.22%に上昇。併せて、発行済み株式数の2.40%にあたる1000万株の自社株を3月31日付で消却すると発表。

フジ・メディア・ホールディングス <4676>
株主優待制度を拡充。3月末時点で100株以上を保有する株主に対し、特製QUOカード1000円分を追加で贈呈する。また、3月末に1000株以上を5年以上継続保有する株主に「関連会社施設入場券」を新たに贈呈する。

東邦ガス <9533>
株主優待制度を拡充。継続保有期間の要件を従来の1年以上→6ヵ月以上に短縮し、株主優待ポイントの付与数を一律3000ポイント増やす。新制度では3月時点で100株以上を6ヵ月以上継続保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて4000~1万6000ポイントを付与する。また、発行済み株式数の6.68%にあたる703万6200株の自社株を消却する。消却予定日は3月31日。