四季報が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月21日発表)

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オイレス工業 <6282>
自社株取得枠を現行の100万株(金額で20億円)から138万株(金額で30億円)に拡大する。また、38万株(金額で8億5538万円)を上限に、2月26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

愛三工業 <7283>
発行済み株式数の10.56%にあたる660万株(金額で113億3891万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は2月26日から3月26日まで。買い付け価格は1710円。また、中期経営計画を策定。31年3月期に営業利益440億円(25年3月期計画は210億円)を目指す。

ファルコHD <4671>
25年3月期の年間配当を従来計画の120円→123円(前期は115円)に増額修正した。足もとの財務状況や業績動向などを踏まえ、株主資本配当率(DOE)目標5%の早期達成に向けて利益配分を増やす。年間配当利回りは5.36%に上昇。

 魚力 <7596>
25年3月期の連結最終利益を従来予想の13.1億円→15.7億円に19.8%上方修正。従来の減益予想から一転して15.4%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。東都水産 <8038> 株式に対するTOBへの応募に伴い、投資有価証券売却益5.6億円が発生することが上振れの要因。

 MIXI <2121>
25年3月期の連結経常利益を従来予想の175億円→255億円に45.7%上方修正。増益率が11.7%増→62.7%増に拡大する見通しとなった。スポーツ部門の好調な業績に加え、投資部門でタイミー <215A> 株式の売却益を計上したことが利益を押し上げる。デジタルエンターテインメント部門でコスト効率化が進んでいることも上振れに貢献する。

ココペリ <4167>
25年3月期の連結経常利益を従来予想の7700万円→1億7100万円に2.2倍上方修正。増益率が92.5%増→4.3倍に拡大する見通しとなった。最先端AI技術の積極的な活用によって業務効率の大幅な改善とコスト削減を実現したことを反映した。

ジェイドグループ <3558>
株主優待制度に保有期間の区分を追加し、優待内容を変更する。新制度では100株以上を保有する株主に、保有株数と保有期間に応じて5000~2万円相当の「LOCONDO.jp」で利用できるクーポンを贈呈する。