2025年注目!四季報情報をもとに選ぶ大幅上昇が期待される高配当株トップ5

2025年、東京証券取引所が「資本コストや株価を意識した経営」を企業に要請して以降、低PBR(株価純資産倍率)かつ高配当利回りの銘柄が機関投資家から注目を集めています。特に、予想配当利回り3%以上で業績が堅調な企業は、上昇相場でも下落局面でもリスク分散効果が期待される「防御株」としての特性を持ちます57。
以下では、四季報情報や市場動向を踏まえ、特に注目すべき5銘柄を紹介します。
1. 日本製鉄(5401)|鉄鋼|予想配当利回り4.24%
鉄鋼業界のリーディングカンパニーで、2024年度の予想配当利回りは4.24%と業界トップクラス。自動車向け高張力鋼板の需要拡大や、トヨタとの鋼材価格交渉で優位性を確保している点が評価されています78。
四季報ポイント:2024年3月期の営業利益予想は前年比15%増の5,800億円。
株価動向:2025年3月時点の株価は3,771円(前年比+13%)。東証の株主還元要請を受け、自社株買いを継続中。
リスク要因:中国の供給過剰による価格競争激化8。
2. 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)|銀行|予想配当利回り3.23%
メガバンクの一角で、2023年10~12月期に野村證券の個人口座で最も買われた高配当株8。日本銀行のマイナス金利解除後、預貸金利差の拡大が収益改善に寄与すると予想されます。
四季報ポイント:2024年3月期の純利益予想は1.2兆円(前年比8%増)。
株価動向:2025年3月時点の株価は1,267.5円(配当性向40%維持)。
カタリスト:金融政策転換による金利上昇シナリオ8。
3. 武田薬品工業(4502)|医薬品|予想配当利回り4.30%
グローバル医薬品メーカーで、2024年度の予想配当利回りは4.30%。がん治療薬「エンビルト」や希少疾患薬の販売拡大が収益を牽引します78。
四季報ポイント:2024年3月期の営業利益予想は8,500億円(前年比12%増)。
株主還元:2023年度から継続的な増配を宣言。
懸念材料:米国での薬価規制強化リスク8。
4. 商船三井(9104)|海運|予想配当利回り4.01%
自動車船事業で高い収益力を誇る海運大手。2024年はスエズ運河迂回による運賃上昇が業績を後押しし、配当利回り4%超を維持しています78。
四季報ポイント:2024年3月期の経常利益予想は前年比22%増の4,200億円。
株価動向:2025年3月時点の株価は4,993円(PBR0.9倍と割安水準)。
業界動向:中国船社の新造船竣工による供給過剰懸念8。
5. アステラス製薬(4503)|医薬品|予想配当利回り3.99%
前立腺がん治療薬「イクスタンジ」や糖尿病薬の販売が堅調。2024年4月の薬価改定で一部製品が値下げされたものの、グローバル販売網の拡大で収益安定性が評価されています78。
四季報ポイント:2024年3月期の営業利益予想は3,300億円(前年比10%増)。
株主還元:過去5年間で配当を年率5%増加。
注目テーマ:AIを活用した創薬プロセスの効率化8。