本日(11月7日)引け後に発表された決算・業績修正

アイピーエス <4390> [東証P]  ★上期経常を87%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆23年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の12.7億円→23.7億円に86.6%上方修正。増益率が54.9%増→2.9倍に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。国内通信事業とメディカル&ヘルスケア事業が好調に推移し、国際通信事業もIRU案件の早期提供で売上高が計画を上回ったことが寄与。円安による為替差益7.4億円を計上したことも利益を大きく押し上げた。

シンバイオ <4582> [東証G]  ★今期経常を31%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆22年12月期の連結経常利益を従来予想の17.5億円→23億円に31.4%上方修正。増益率が74.8%増→2.3倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。抗がん剤「トレアキシン」の販売が底堅く推移するなか、販管費の削減や為替評価益の発生などが利益を押し上げる。

スズキ <7269> [東証P]  ★今期経常を一転22%増益に上方修正
◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の2200億円→3200億円に45.5%上方修正。従来の16.3%減益予想から一転して21.7%増益見通しとなった。インドを中心に自動車の販売が想定より伸びることが寄与。単価改善に加え、円安によるプラス効果も上振れに貢献する。
併せて、従来91円を計画していた今期の年間配当を未定に変更した。