四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月16日発表)

サンケン電気(6707)

パワー半導体大手のサンケン電気(6707)がランクインし、半導体関連企業が続く形となった。外国人持ち株比率は54.8%と、5年前から19.3ポイント向上している。同社は1月の能登半島地震で石川県の3工場が被災。その影響もあって、今2025年3月期は前半の業績が非常に厳しいが、下期から急激に回復する見込み。EV(電気自動車)用途や家電の省エネ対策でパワー半導体需要は中長期的な拡大が確実視されている。

リクルートホールディングス(6098)

リクルートホールディングス(6098)。外国人持ち株比率は直近で43.6%と5年前から17.2ポイント上昇した。2012年に買収した世界60カ国以上で展開する求人検索サービス「インディード」が近年の成長の原動力となっており、グローバル経営が軌道に乗っている。

フォーカスシステムズ(4662)

システム開発を手がけるフォーカスシステムズ(4662)。社会保障関連の公共向けシステムの開発が伸びている。来期も連続して最高益を更新する予想だ。